クラシック・ラジオ

質疑応答

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PLS(MP3)形式の音楽ファイルが再生できない

拡張子 .pls はアップルなどが採用するMP3ファイルのプレイリストで、音楽ファイルをブラウザ(インターネットエクスプローラーなど)から再生ソフト(ウィンアンプなど)へ橋渡しする役割を担う。プレイリストを省いて直接音楽ファイルにリンクすると、ブラウザは音楽ファイルを再生ソフトに渡さず、ダウンロードを開始してしまう。

当サイトではマイクロソフトが採用するプレイリスト .m3u と区別せず、中身の音楽ファイルを取って「MP3」と表記する。ウインドウズ標準添付のメディアプレーヤーがPLS形式を認識しないため同一表記は紛らわしいとも思うが、認知度の低いPLS/M3Uで分類すれば無用な混乱を招くし、他の再生ソフトは双方の拡張子を認識するため、あえて表記を区別しない。

PLS形式の音楽ファイルはVLCメディアプレーヤーウィンアンプで再生できる。メディアプレーヤーでPLS形式を再生するには、有志が無償配布する変換ファイル(リンク切れ)を入れて拡張する必要があるが、下記方法を自動化しただけの応急処置であり、曲名を表示できない。

新たな再生ソフトや変換ファイルを導入する前に試聴したい方は、プレイリストに記されたMP3ファイルを直接再生するという奥の手を使おう。次の手順を踏む。

  1. ネットラジオの起動リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」。
  2. ダウンロードしたファイルを右クリックして、「プログラムから開く」「別のプログラムを選択」と進み、「その他のアプリ(ほかのプログラム)」一覧からメモ帳を選択する。その際、「常にこのアプリを使って~を開く(この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う)」には印をつけない
  3. メモ帳で開くと音楽ファイルのアドレス(http://~で始まるリンク)がテキストで記されてあるから、そのアドレスを左クリックしたままなぞって選択状態にし、右クリックメニューから「コピー」を選ぶ。
  4. メディアプレーヤーを起動。画面がプレイビューの場合は右上のボタンを押してライブラリに切り替える。
  5. プレーヤーの上枠(「戻る」「進む」ボタンのある)あたりを右クリックして「メニューバーの表示」を押す。メニューが表示されている場合はこの行は不要。
  6. メニューから「ファイル」「URLを開く」と進み、入力欄を右クリックして「貼り付け」。最後に「OK」を押せば放送に接続する。

追記(2015-02-25)

上で紹介した変換ファイル(Open PLS in WMP)はウインドウズ7以降の環境では動作しない。

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作成日 2012年10月07日 最終更新日 2017年07月09日