常時受信が途切れる場合はインターネット回線が怪しい。電話回線(ダイヤルアップ)は容量不足。ADSLは基地局から距離があって速度が出ていない可能性がある。通信速度を確認されたい。通信が不安定なADSLで320kbps配信を切れ目なく受信するには1000kbps以上の回線が必要だろう。パソコンの性能に原因がある場合もある。大雑把に言って、ウインドウズXP以前の古いパソコンはCPUの処理能力が不足して高音質配信をなめらかに解読(デコード)できない。
日時によって受信が途切れる場合は相手側の放送設備に原因がある。放送局のサーバーへ多数が同時に接続を試みると、混雑のためサーバーの応答が遅れる。ホームページであれば読み込みが途中で引っかかったり、遅くなったりするだけだが、実時間で進行するラジオはサーバーの応答を待てない。無反応や遅延はブツブツ途切れるという形で表出する。受信障害は接続数が急増する現地の昼間によく発生する。この問題は放送局がサーバーを増強しない限り解決しない。
欧州局が丸ごと全部不調などの障害は、日本と現地を繋ぐ中継サーバーが繁忙になっている可能性が高い。
ネットワークオーディオの一部機器(AVレシーバーなど)は人気の高音質局を中心に受信がブツブツ途切れる。これは放送局のサーバーが混雑しているところに、受信機側のバッファ不足が加わった結果とみられる。同じ局をパソコンで受信して問題がない場合はオーディオ機器の問題とみてよい。インターネットラジオの受信性能はカタログや取扱説明書では分からないため、不安な方は購入前に掲示板や価格サイトで相談しよう。
最終更新日 2014年09月13日