放送局一覧に「アバカス・エフエム」を加えた。まだ立ち上げて間もないネットラジオ局。北米局で160k配信は最高音質の部類に入る。アバカスのベートーベンが人気なら、簡略版のみに掲載するラジオノミーのモーツァルトも詳細版で紹介したい。
放送局一覧に「リン・クラシカル」を加えた。音響機器メーカーの運営局は異色だ。傘下のリン・レコードは2010年グラモフォン賞のレーベル賞を受賞。放送ではこの誉れ高いリン・レコードの音源を使用する。
放送局一覧にオランダ国際放送の「RNWクラシカル」を加えた。6月3日に開局したばかりのネットラジオ局。収録音声が曲名を読み上げて音楽をかける形式で、イレン・クラッシネンやラジオ・スイス・クラシカルに似る。棒読みではないから、最初は進行役が生出演かと思った。
放送局一覧にイタリアのネットラジオ局「ベネチア・クラシック・ラジオ」を加えた。これといった特徴はないが、言い換えれば、癖がなくて聴きやすい。
放送局一覧を3月1日〜31日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。第五回定期調査結果。3月は高音質配信を停止したバルトーク・ラジオとラジオ・アイオーから聴き手が逃げて、順位ががらりと変わった。バルトークの聴き手はノルウェーへ、アイオーの聴き手はワン・エフエムへ避難したようだ。
なお、今回をもって定期調査の結果を更新情報として報告することを終了する。次回以降は評価基準の掲載順位の項を参照されたい。
放送局一覧にギリシャのネットラジオ局「サイコメド」を加えた。個人局は接続の安定性や放送の継続性に難があり、試聴して気に入っても紹介には至らないことが多い。この局は2週間の試聴期間中、問題は見当たらなかった。ただ、常に1桁接続だったのが気にかかる。日本からの2桁接続に耐えられるのか。鯖落ちするようなら紹介を取り下げる。
評価基準にやや手を加えた。地上局よりもネットラジオが好まれる現状を踏まえて、昔気質の地上局を至上とする番組評価を改めた。また、選局の際に音質を最重要視する方が多いことから、音質評価を厳しくした。5点は192kbpsから256kpbsへ引き上げ。この影響により、96kbps(MP3は128kbps)以下は一緒くたに1点になる。
放送局一覧を2月1日〜28日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。第四回定期調査結果。今回よりMP3をPLSとM3Uに分けたが、古いリンクも一部で数えられており、やや表が見辛い。
放送局一覧にスロバキア放送の「ラジオ・クラシカ」を加えた。番組表を調べたところ、2009年10月22日から掲載があったから、この日に開局したようだ。最初の感触がよく、久々に素晴らしい放送局にめぐり合えたと胸躍らせたが、3日聴き続けて呆れた。毎日同じ番組を組み替えて流しているだけではないか。
アフロが楽曲単位のジュークボックス形式なら、ここは番組単位のジュークボックス形式と言える。番組が1週間で更新されるのは救いだ。アフロは何ヶ月も内容が更新されない。
放送局一覧を1月1日〜31日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。第三回定期調査結果。
ウインドウズ7向けの書体に「メイリオUI」を採用した。メイリオ無印はウインドウズXP向けの書体であるMSPゴシックと文字幅が異なるため採用を諦めた。ウインドウズ・ビスタを利用する方は、マイクロソフトのサイトからメイリオUIをダウンロードできる。なお、リンク先の「x86版」とは、普通のウインドウズ・ビスタ(32ビット版)を指す。
放送局一覧を12月1日〜31日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。第二回定期調査結果。
放送局一覧にオーストラリアの「3MBS」を加えた。全豪各地の音楽放送教会の運営局の中から3MBSを選んだのは、ネット配信の音質がよく、番組表を用意するなど、もっとも条件がよかったからだ。オーストラリアといえば、ネットラジオ黎明期に日本からの接続を拒絶した前科がある。今回どういう反応があるか分からないが、相手に嫌がられた場合は削除したい。
放送局一覧を11月1日〜30日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。第一回定期調査結果。なお、今回の3MBSより新着局の掲載順位の決め方を変更する。具体的な方法は掲載順位を参照せよ。
先の人気度調査ではネットラジオ局の人気が全般に予想外に高かった。今後半年ほどかけてネットラジオ局を増補したい。初回はドイツの専門局「クラシカル102」を加えた。ロマン派が中心のネットラジオ局はありふれていそうで、他に見当たらない。今後もこだわりが感ぜられる局を探し出したい。
放送局一覧を10月14日〜31日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。短期調査は第二回の今回までで、以降は1ヶ月毎の定期調査になる。
個人的にはWQXRの掲載順位に注目している。モノラル32kの新WQXRは、新規なら掲載自体を見送る。上位に留まっているのは前回新着局として掲載順位第一位を与えたからだろう。今回順位を一つ落としたが、11月調査の結果でも五位以内に留まるようなら、現在のクリック数=人気度の等式は使えない。つまらない局が長く上位に留まっていては不便だ。
放送局一覧を10月14日〜20日の集計データに基づき、クラシック・ラジオ利用者のクリックの多い順に並び替えた。一つの放送局に複数の起動リンクがある場合は、その合計をもってその局のクリック数とした。
上位陣の顔ぶれは変わらない。掲載順位とクリック数には密接な関係があり、単純にクリック数=人気度とすれば、クラシック・ラジオの推薦局を皆さんが聴いたことを確認する作業で終わってしまう。不当に下位に沈んだ局を浮上させる効果はあるが、上位陣を引き摺り下ろすのは難しい。新着局は掲載順位が第一位のため、新着順になる恐れもある。
第二回は10月14日〜31日の集計データを31日に締めて、11月1日以降に掲載順位に反映させる予定だが、掲載順位とクリック数の関係にいささかの変化も見られないようなら、人気度の計測方法を変えたい。この場合、クリック数に評価点(音質、番組、利便)を加味することになりそうだ。
放送局一覧の並びはこれまで評価順だったが、評価項目が多くないため、掲載局数が増加するに従って同点が増えて、結果として主観で並べる場合と大差なくなった。よって、以前から温めていた人気順に変更したい。
第一回は10月14日〜20日の集計データに基づき、21日以降に並び替える。以降は1ヶ月間のデータを月末締めで集計して、翌月1日以降に反映させる。計測対象は放送局一覧(詳細版) と放送局一覧(簡略版)の起動リンクのみ。放送局のホームページに移動してラジオを起動した場合は対象外になる。
WNYCラジオが2009年10月8日付でに経営不振のニューヨーク・タイムズから老舗商業局WQXRを取得したことを受けて、WNYC2とWQXRの項目を廃止、「WNYCラジオ」の項目を新たに作成した。WNYCは以前からコスト高を理由に高音質配信に消極的だったが、新WQXRの配信が32kになったのは残念というほかない。番組も全米ネットの配信番組が中心となり、全米各地の公共局と大差なくなった。もうWQXRを選ぶ理由がない。
放送局一覧にオランダの「クラシック・エフエム」を加えた。英国クラシック・エフエムは語学学習者の接続が多くていつも混雑するから、この放送形態が純粋に好きで、語学はどうでもよい方にはオランダ局がよかろう。
放送局一覧からロシアの「スペシャル・ラジオ」を削除した。ここ数ヶ月間、接続できないため。
放送局一覧にオランダの「コンセルトツェンダー」(直訳 演奏会チャンネル)を加えた。オランダはクラシック放送の宝庫だ。こんなマニア向けの局がオランダ語のような小市場にあるなんて思いもよらなかった。専門放送は同時接続数が1桁〜数十程度しかなく、受信は非常に安定している。各分野の定義はよく分からない。日本人の感覚と違うのは確かだ。「新音楽」はポスト・セリエルの次に歌謡曲が流れたりする。
放送局一覧にオランダの「ラジオ4」を加えた。西欧の有力局が放送局一覧から抜けていることは承知していたが、わたしはオランダの特異な放送体系を理解しておらず、よく分からないままに掲載するのが気に入らなかった。今回数日間視聴してみて、放送局一覧の上位集団に食い込む放送局だと分かった。後回しにした判断は間違いだった。
放送局一覧にロシアのネットラジオ局「スペシャル・ラジオ」を加えた。クラシック関係ではクラシックと現代音楽の二つのチャンネルがあるが、前者は正直どうでもいい。世界でも稀な現代音楽の専門チャンネルが存在するところに価値がある。
試聴では問題が多いことが分かった。そもそも現代音楽のチャンネルは現在も運営されているのか。京都のFM01のように、運営終了後の残骸があるだけではないか。頻発する鯖落ちや固定番組のあり方にも不審な点がある。しかし3ヶ月様子を見て、これ以上保留するのはどうか。とりあえず紹介して、掲載に値しないことが判明した場合に削除したい。
放送局一覧に「フィンランド放送協会」を加えた。当初クラッシネンだけを紹介するつもりだったが、フィンランド放送交響楽団の演奏会が教育放送のラジオ1だけで放送されている以上、外すわけにはゆくまい。ここのデジタルラジオはスウェーデン放送と似てあべこべだ。スウェーデン放送は教育放送の一部番組をデジタルラジオに流用する。フィンランド放送は教育放送の深夜帯などをデジタルラジオの番組で穴埋めする。
放送局一覧にロシア国立放送音楽センター(Российский государственный музыкальный телерадиоцентр)の「ラジオ・オルフェウス」(発音は「ラジオ・アルフィ」に近い)を加えた。ロシアの各種団体は頻繁に名称を変えるため、邦訳に確立した名称はない。放送局一覧では点線を引いた文字にポインタを当てるとポップアップでロシア名を表示する。
キリル文字が苦手な方は多いと推察して、曲目に対しては英語と日本語の自動翻訳ページを加えた。キリル文字とラテン文字にはある程度の可逆性があり、英訳のほうが分かりやすい。日本語訳の読解には想像力がいる。
放送局一覧に「KUAT」を加えた。全米公共放送(NPR)の加盟局の中で、もっとも音質がよい局として白羽の矢を立てた。NPRは番組制作会社であって本局は存在しない。これまではバーモント公共放送(VPR)をNPR代表として掲載していたが、KUATのほうが配信番組が多い。ホームページの表紙右上に演奏中の曲目が表示されないときが配信番組だ。
放送局一覧の表が大きくなり、毎日の利用者にとっての利便性が低下してきたため、放送局一覧の簡略版を新たに作成した。余分を省いて最小のスペースに起動リンクを集めており、ラジオを梯子する方には便利だろう。
放送局一覧にチェコ放送の「ニ長調」を加えた。ビットレートが高いのが目に留まったが、コーデックは全部16kbpsで肩透かしだった。 選曲は他の局と比較するとバロック(の声楽)が多い。当面の方針としては、東欧やロシアの放送局を中心に探求を継続したい。
放送局一覧にノルウェー放送の「NRKクラッシスク」を加えた。この局は音質・番組ともに優れるため、ハンガリー放送と並んでラジオ好きなクラヲタの人気を二分している。今回の収録でクラヲタ推薦の各局をすべて掲載し終えた。今後の方針については思案中。次の更新までは間が空きそうだ。
ネットラジオの老舗 WCPE に MP3 96kbps が加わった。電話回線(ダイヤルアップ)のころはよく聴いたが、ここ数年は音質の悪さを嫌気して疎遠だった。第一線への復帰を歓迎する。
新しく質疑応答のページを作成した。質問があったわけではないが、検索結果などから有用と思われる情報に関して記述した。もちろん、質問があれば受け付ける。
放送局一覧に「スウェーデン放送」を加えた。放送は物静かで重厚な雰囲気があり、クラヲタお気に入りの放送局の一つ。クラシスクトはネットラジオ局と地上局の混成で、番組編成は WNYC2 に近い。ただし、楽曲垂れ流しは呆れるほどの単純な自動演奏だ。楽章間が連続する楽曲でもお構いなしに切れて、次の音楽ファイルへ移る。
放送局一覧にラジオ・フランスの「フランス・ムジーク」を加えた。わたしはフランス語に関しては音楽用語を含めてなにも読めないし、聞き取れないため、放送内容を吟味することはできない。
放送局一覧に「WFMT」を加えた。米国のクラシック音楽の基幹局の中で唯一掲載を見送ってきた放送局だったが、ようやく無料放送を始めて紹介することができた。WFMTはブランド志向の日本人と相性がよい。定期演奏会の中継番組はシカゴ響、ニューヨーク・フィル、サンフランシスコ響など大都市の有名どころを取り上げる。
放送局一覧に「BBCラジオ3」を加えた。RAM(リアル・オーディオ)と小窓ページに埋め込んだフラッシュでの提供で、WMA(ウインドウズ・メディア・オーディオ)やMP3での提供はない。わたしはこの組み合わせで配信する局を他に知らない。BBCラジオ3は音楽と話の配分がNHK-FMに近く、日本人には違和感なく親しみやすい放送だろう。
放送局一覧に英国の「クラシック・エフエム」を加えた。同局はポップやロックなどの専門局と同じ切り口でクラシック放送を再構築して一世を風靡したことで知られる。わたしは放送内容がどうこういう以前に、押し出しの強い広告攻勢に耐えられない。しかし、十年一日なクラシック放送に新しい息吹を吹き込んだ開拓者に敬意を表して、今回掲載を決めた。
2008年1月から従来のラジオに加えてMTV風のテレビ放送も始めたが、動画配信するにはサーバーに難があるようだ。わたしが何度か試した結果では、画面が固まったりコマ送りになったりで、まともに視聴できないことが多かった。英国の深夜〜早朝あたりの閑散帯を狙って視聴したい。
放送局一覧に「バイエルン4・クラシック」を加えた。ドイツ語圏の地上局は正直言ってどこも日本のクラヲタが喜ぶ放送内容ではない。かの地のクラシック局は実際のところ教育放送であり、クラシック以外の音楽がかかりすぎる。加えて、−8時間という時差は間が悪い。帰宅してやれやれとラジオをつける時間があちらの昼休みで、延々としゃべった挙句に、大衆音楽がかかったりするからだ。ドイツ的な放送を期待する方は、夜更かししたときや早起きしたときに聴きたい。
放送局一覧に衛星放送の「ラジオ・スイス・クラシック」を加えた。この局は浪老散人さんからの推薦を受けた。お気に入りの局が掲載されておらず、不便な思いをしている方は、送信用紙経由でお知らせください。掲載の確約はできないが、優先的に検討する。
放送局一覧に「ラジオ・クレージー」を加えた。ネットラジオ局は自動演奏だからどの局も差がなさそうだが、実際は各局の趣向によって内容が大きく異なる。ラジオクレージーの運営者はオペラヲタクにしてレコード蒐集家だろう。相性が合えば楽しめるのではないか。ただ、個人中心で寄付を募りながら細々運営しているため、回線が細く接続できないことがある。
放送局一覧に「ラジオ・シュテファン寺院」を加えた。オーストリアといえば国立放送が思いつくが、クラシック専門局はラジオ・シュテファン寺院だけだった。放送局名が奇妙なのは、オーストリアはアメリカのように放送の自由化が進んで、一つの都市に相当数のラジオ局があるからだろう。都市の名は取れない。
今回から新着を放送局一覧の頭に出すことにした。10日ほど頭に置いて、そののち評価順に並び替える。
放送休止を受けて、京都インターネットテレビのFM01を放送局一覧から削除した。
「ラジオ・アイオー」 (RadioIO) に「クラシック定番 (Classical Favorites)」が加わった。ラジオ・アイオーは各チャンネルに曲目を決める担当者がいて、他のネットラジオ局のように自動演奏(ハードディスクの音楽ファイルをランダム演奏)しないのが最大の特徴だ。クラシックは初代担当者、二代担当者ともに現代音楽に傾倒して、異彩を放つ放送を続けてきた。
このアクの強いクラシック放送は好き嫌いが分かれた。で、嫌い派のために新しいチャンネルをつくった。クラシカルが「現代音楽を中心にクラシック全般」なら、クラシック定番は「バロック〜ロマン派を中心にクラシック全般」か。ただ、二つのチャンネルは担当者が同じ(マイク博士)なため、玄人好みな選曲という意味では大差ない。
放送局一覧にハンガリー放送の「バルトーク・ラジオ」を加えた。同局の四つある地上波FM放送の一つで、局名はその方面の大家の名を冠すのが方針のようだ。バルトーク音楽の専門局ではない。NHKのクラシック番組ばりによくしゃべり、言葉が分からない向きには難易度が高いが、アメリカのクラシック局とは明らかに文化が異なることが受け取れて興味深い。
放送局一覧に「オランダ公共放送協会」(略称アフロ)のネットラジオを加えた。一国を代表する公共放送が楽曲垂れ流し系かと拍子抜けしたが、無広告な分だけアメリカのネットラジオよりも好ましい。オランダ語の挿入は局名の局名告知に限られるから、言葉が分からないのは気にしなくてよい。
楽曲垂れ流し系の放送は、選曲が楽章単位で細切れな上に、前後の脈絡がなさすぎて1時間も聴くと疲れる。アフロは楽章間に切れ目のない場合でも楽章の終わりでぶっつり切れて他の音楽へ移るから、ハードディスクの音楽ファイルを単純にランダム演奏しているだけだろう。
放送局一覧に東京放送の「オッターバ」を加えた。ホームページから小窓を開いて再生する形式だが、直リンクを拒絶しなかった。小窓の場合は簡単な利用登録が必要になる。
ホームページに開局の趣旨がある。「最高に格好いいコンテンポラリー・クラシック・ステーション」という触れ込みだが、単なるイージーリスニング局の間違いではあるまいか。歌謡曲のサビをのべつ幕なしに繋げて垂れ流すテレビ番組があるが、やっていることはあれと同じだ。雰囲気を醸すために用いる無意味な英語や、前後の音楽と無関係な挿話などと合わせて、日本のラジオのくだらなさには心底失望した。音楽之友社あたりの参入を願う。
起動欄の「番組表」リンクを「曲目」「番組表」に分けた。前者は放送曲目の表示か、曲目を掲載した一覧表へのリンク、後者は週間番組表へのリンク。番組表は不要という方が多かろうが、番組表を活用すれば各局のおいしいどころ取りができる。番組案内はそのような意図で作成している。
放送局一覧に「中部ドイツ放送協会」を加えた。夜の演奏会音源は悪くないが、朝から夕までの放送は退屈だ。小品が細切れにつながるばかりで、聴き込める内容ではない。
番組案内を新たに作成した。内容はまだ拙いが、放送局一覧のように少しずつ充実させたい。なお、番組案内を正しく閲覧するにはジャバスクリプトとスタイルシートを有効にする必要がある。両方が有効の環境ではページを読み込むと当日の番組表が選択される。
放送局一覧に「ニューヨーク公共放送局」の高音質ラジオを加えた。当地の商業局 WQXR が伝統的音楽観で凝り固まっているせいか、公共局にしては奇抜な選曲をする。クラシック局に特有の十年一日なマンネリが感ぜられない。地元密着の度合いが強く、ニューヨークの音楽事情を知るという意味でも役に立つ。
開始音声に対する評価を厳しくした。開始音声はたとえ数秒であっても減点し、20秒以上の長大な開始音声は追加で減点する。これまでは10秒程度なら許容範囲内と見逃していたが、目当ての放送局の放送内容に興味が持てず、他の放送局を巡回して番組を探すときなどに間怠い。詳細は評価基準(利便)。
地上局は放送内容が時間に左右されるから、紹介・感想欄で時差に言及した。また、起動欄に番組表のリンクを加えた。これまでは放送局のリンクが番組表または表紙となっており、やや分かりにくかった。
放送局一覧に「バーモント公共放送局」を加えた。黙々と音楽をかけるようだから、CDを取っ換え引っ換えするのが面倒な方に向きそうだ。選曲は冴えないが、音質はよい。
「WQXR-FM」が96kbpsで帰ってきた。WQXRはここ数年、直接起動を拒絶してAOLラジオ経由となり、すっかり疎遠になっていた。音質がいつまでも電話回線向けのままなのもいただけなかった。
WQXRはCDを取っ換え引っ換えするのが面倒だからラジオを聴くという方には薦められない。しかしニューヨーク市場の市況が気になるクラヲタには理想的な放送局だろう。クラシック音楽とニューヨーク・タイムズの組み合わせは魅力的だ。
放送局の評価基準を大雑把に定めた。採点の詳細を放送局一覧にいちいち表示するのは控えたが、今後の評価見直しに備えてHTMLのソースに覚書の形で書き残してある。
放送局一覧に新たにラジオ・ニュージーランドの「コンサート・エフエム」を加えた。今後も1ヶ月に1局の割合で加えたい。
ホームページを作り変えた。毎日の利用者にとっての利便性を重視し、一度読めば二度と用のない「趣旨」などを表紙から除外した。一覧表のリンクを押すのに、余分にスクロールしなければならないのが煩わしかった。
文字も小さくした。一覧表の「紹介・感想」も一度読めば用はない。可読性の向上のために文字を大きくする利益よりも、毎日余分にスクロールする不利益のほうが大きいと考えた。
色彩は和風の配色でまとめた。夜中にホームページを開くと背景が明るすぎて目が痛くなったことがあったから、全体に色をつけてやや暗めに仕上げた。
ヤフー・インターネット・ガイド2007年3月号「クラシック入門」で紹介された。他の分厚いホームページと比較すると、一つだけ薄っぺらな気がするが・・・。このホームページは面倒くさがり屋の音楽ファンのためにある。手間暇を厭わない方は、外部連結の「ラジオ」の項を参照すれば得るものが多かろう。
最終更新日 2017年10月29日